無料でOffice形式の文書作成や基本編集ができる、軽快で十分な互換性を備えたオフィススイート。
無料でOffice形式の文書作成や基本編集ができる、軽快で十分な互換性を備えたオフィススイート。
票 (91票)
プログラムライセンス 無料
開発者/メーカー Kingsoft Office
バージョン 9.1.0.4746
次のOSで利用可能 Windows
票
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開発者/メーカー
Kingsoft Office
次のOSで利用可能
Windows
プログラムライセンス
無料
バージョン
9.1.0.4746
Kingsoft Office Suite Free 2012(以下 Kingsoft Office Free)は、Microsoft Office形式の文書・表計算・プレゼンテーションファイルを開いて編集できる、Windows向けの無料オフィススイートです。ときどきWordやExcelのファイルを確認したり、軽く修正したいが、そのために有料のMicrosoft Officeを購入するほどではないというユーザーに向いています。
3つのアプリで基本作業をカバー
Kingsoft Office Freeには、文書作成用のWriter、表計算用のSpreadsheets、プレゼン資料用のPresentationという3本のアプリケーションが含まれています。
いずれもMicrosoft Office 2003に近いグレー基調の画面で、メニューやアイコンの並び方もよく似ています。Officeを使った経験があれば、別ソフトに乗り換えたという戸惑いはあまり感じずに操作できるはずです。
対応形式と互換性のバランス
対応しているファイル形式は、独自のWPS / ET / DPSに加え、Microsoft Officeで広く使われているDOC / DOCX / XLS / XLSX / PPT / PPTXなどが含まれます。既存のOffice文書を読み込み、自分の環境で編集して保存するといった使い方が可能です。
ただし、Microsoft Officeファイルがいつも元通りに表示されるとは限りません。
未対応のマクロが正しく扱えなかったり、文書や表のレイアウトが崩れるケースがあります。単純な文書や基本的な表であれば問題になりにくい一方、複雑な配置や高度な機能に依存したファイルでは注意が必要です。
タブ切り替えと独自リソース
Kingsoft Office Freeならではの長所として、タブによるファイル切り替えが挙げられます。複数の文書やブックを一つのウィンドウ内でタブとして開けるため、作業中のファイルを行き来しやすくなります。
さらに、独自のクリップアートやテンプレートも用意されています。無料版でありながら、ちょっとしたイラストを挿入したり、用意されたひな形をベースに文書やスライドを作ることができ、シンプルな資料作成には十分役立ちます。
機能制限と細かな編集の弱さ
一方で、無料版ならではの割り切りもあります。
まず、VBAやマクロには非対応で、マクロを含むOfficeファイルをそのまま活用したい人には向きません。また、インターフェースのカスタマイズや段落調整に制約があり、細部まで体裁を追い込みたい用途では不便さを感じやすい部分があります。
そのため、日常的にマクロを使った処理を行う人や、厳密なレイアウトを要求される文書を扱う人には、物足りなく感じられる可能性があります。
日本語環境での使い心地
ソフトの表示言語は英語ですが、PC自体が日本語環境に対応していれば、日本語の入力や編集は問題なく行えます。メニューのラベルなどは英語表記になるものの、文書本文を日本語で作成・修正する作業は通常どおり行えるので、英語UIに抵抗がなければ十分実用的です。
どのようなユーザーに向いているか
Kingsoft Office Freeは、ビジネスや学校で使われるMicrosoft Officeファイルを「読む・軽く直す」場面に適したソフトです。
Wordファイルの内容確認や、簡単な資料作成、表の数値修正、プレゼン素材のチェックといった用途であれば、無料でひと通りこなせます。
逆に、マクロを駆使した業務シートや、レイアウトにシビアなドキュメントを日常的に扱うユーザーには、互換性や機能制限の点で物足りない部分が見えてきます。自分の作業内容が「閲覧・基本編集中心」なのか、「高度なOffice機能依存」なのかを見極めたうえで選ぶと、満足度が変わってきます。
高評価
- 無料でMicrosoft Word / Excel / PowerPoint形式のファイルを開いて編集できる
- Writer・Spreadsheets・Presentationの3つで文書・表計算・プレゼン作成をひと通りこなせる
- Microsoft Office 2003風のインターフェースで、Office経験者が使い始めやすい
- DOC / DOCX / XLS / XLSX / PPT / PPTXに加え、独自形式WPS / ET / DPSにも対応
- タブ切り替えや独自クリップアート・テンプレートなど、作業効率を高める機能がある
- UIは英語でも、日本語環境なら日本語入力に支障がない
低評価
- VBAやマクロを利用できず、マクロ依存のファイルとの相性が悪い
- インターフェースの変更や段落調整に制約があり、細かなレイアウト調整には不向き
- Microsoft Officeファイルの再現性が完全ではなく、レイアウトが崩れる場合がある
- 画面表示言語が英語のみで、日本語メニューを求めるユーザーには取っつきにくい